report

【 開催レポート 】カラダが教えてくれること ~前編:未知との遭遇~

開催日時2018/3/24(Sat), 3/25(Sun) 【1回目】11:00~12:00【2回目】13:30~14:30【3回目】16:00~17:00
活動報告

総勢92名のキッズダンサーが誕生した、ナレッジキャピタル・ワークショップフェス 2018 SPRING。

年長さんから小学3年生までの個性ゆたかな子どもたちが、自由と創造と本能の踊り、コンテンポラリーダンスの世界を体験しました。

これから触れる未知の世界に、さぞ緊張していると思いきや、子どもたちは始まる前から元気いっぱい!

「 今から何するか知ってる? 」の質問に、「 ダンス! 」と元気よく答えてくれる子もいれば、「 よう分からん! 」と正直に答えてくれる子も^^

さすが大阪、子どもたちのレスポンス力は相変わらずピカイチです!

今か今かと始まりを待っていると…ちょんまげ頭の怪しいお兄さんが、無言で奇妙な動きをしながら子どもたちに近づいていきます。

そろそろ~っと近づいてきたと思ったら、バッ!と動きを早めて急接近。

何が何だかわからない子どもたちは、ひとまずお兄さんに捕まらないようにフロアを逃げ回ります。

スグに男の子が捕まってしまいましたが、何故かとっても楽しそう。へんてこなポージングをさせられても、何故かこの笑顔…不思議ですねぇ。

するともう一人、今度はその様子を見守っていたお姉さんも、そろそろ~っと子どもたちのほうへ。

お猿さんのような、チンパンジーのような? これまたへんてこな動きで子どもたちに近づいていきます。

お姉さんの奇妙な動きと表情に戸惑いながらも笑いはじめる子どもたち。

最初はくすくすっ、とだったのに、気がついたらみんなお腹を抱えて大笑い!

会場のボルテージが頂点に達しようとした、そのとき…

突然、電池が無くなったかのように動かなくなってしまったお姉さん。

心配になった男の子が駆け寄り、「 大丈夫? 」と声を掛けます。

しかし、お姉さんは目を閉じて動かなくなったまま。ツンツン指で突いてみても、ピクリともしません。

みんなの頭が???でいっぱいになった、そのとき…

お兄さんが子どもたちの前に大ジャンプ!

動かなくなっていたお姉さんもむくり!

フロアに響く軽快な音楽。気がつけば、子どもたちの合間を流れるように踊る二人の姿が。

ここまでスタートから7~8分。

まだ誰も、何も言葉を交わしていないのに。その場にいた全員が、もう二人の虜に。

「 どうも皆さん、こんにちは。セレノグラフィカです! 」

お兄さんは阿比留 修一さん( あびちゃん )、お姉さんは隅地 茉歩さん( まほさん )。

そう、こちらが今回の講師、日本を代表するダンスカンパニー『 セレノグラフィカ 』のお二人です。

目をキラキラさせてあびちゃんとまほさんを見つめる子どもたち。

「 これから一体、何が始まるんだろう!? 」

みんなの期待が一気に高まります。

さぁ、いよいよ、ワークショップがスタート。

まずは、ジャンプとバンザイと自己紹介を組み合わせた「 名前でばんざい☆ 」でウォーミングアップ♪

トントントントンのリズムに合わせて、一人ずつ自分の名前や食べたもの、好きな動物を発表していきます。

ほどよく体も暖まり、子どもたちも少しずつ、ダンサーの顔つきになってきました^^

後編に続く…