年季の入ったレトロなミシンに絨毯ほどの大きな革、そして、壁一面に並べられた無数のパーツ…
そうココは、若き職人たちが集う「池田屋ランドセルラボ」。
11月17日(土)18日(日)の2日間、ナレッジキャピタル(グランフロント大阪北館)に総勢100名のキッズクラフトマンが大集結☆トンカチや打ち棒など職人さんと同じ道具を使って池田屋のミニランドセルづくりを楽しみました。
職人への道はまず、革とパーツ選びから。
自分の選んだ革の色に何色のパーツを合わせたらイメージどおりの仕上がりになるか?みんな真剣な表情で革とパーツを選びます。
職人を目指すには、腕を磨くだけではなく、知識もしっかりと身に着けなければなりません。ということでココからは、池田屋のスタッフが先生になってランドセルについてお勉強♪
紙芝居とクイズを交えながら、パパとママも一緒にランドセルの作りや強さ、革のことについて学びました。
しっかりとお勉強をしたら、お待ちかねのミニランドセルづくり!
まずは内装の強度を高めるために、池田屋のランドセルにも使われているハイパール樹脂製の内装材を貼り付けていきます。
穴に合わせて慎重に、丁寧に。スタッフの手ほどきを受けながら順調に作業を進めていきます。
次は3つのチームに分かれて、さらにテクニカルな仕事にチャレンジ。
ミニランドセルの顔とも言えるカシメはプライヤーを使ってギュギュギューッと!パーツひとつ取り付けるのも、なかなか大変なのです。
フックはランス鋲でしっかりと固定。女の子もトンカチを使ってトン、トン、トン、トン。お!なかなかいい音ですよ♪
池田屋ランドセルでおなじみのイニシャル刻印にも挑戦!うん、いい感じ♪綺麗に刻印できました^^
最後は糸を使って丁寧に編み上げてきます。
「大丈夫!ひとりでやってみる!」最後まで粘り強く、黙々と作業に没頭する子どもたち。
作業開始から60分。あっちこっちのテーブルから「できた~!」の元気な声が聞こえてきました^^
満面の笑顔で記念撮影を楽しむキッズクラフトマンたち☆
やっぱり自分の手で何かを作り上げるのって、楽しいし、何ともいえない達成感がありますよね。
最初はなかなか手が進まなかった子も、諦めずにチャレンジする友達に刺激されて、ちゃんと最後までやり抜くことができました。
将来はみんな職人さん!? 今回のミニランドセルづくり体験をきっかけに、モノづくりの世界に興味を持ってくれたら嬉しいですね♪