6/12(水)13(木)の2日間、静岡市民文化会館 大ホールにて、静岡県内の児童を無料招待する巡回公演「 こころの劇場 」が行われ、静岡市内85校の小学生6,057名が劇団四季のミュージカルを楽しみました。
「 こころの劇場 」は劇団四季と企業、行政が協働し、日本全国の子どもたちに“演劇の感動を届ける”社会プロジェクトです。
子どもたちの心に生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを舞台を通じて語りかけたい。
そんな思いから始まった「 こころの劇場 」も今年で12年目。昨年は全国180都市で452回の公演が行われ、56万人の児童が劇団四季の舞台を鑑賞しました。
池田屋では2017年より静岡県の協賛企業として「 こころの劇場 」を支援しています。
今年の演目はアンデルセンの代表作『 はだかの王様 』。
ライトに音楽、用意はいいか♪
道具も衣装も支度はいいぞ♪
まずは、ミュージカルのナビゲーター“アップリケ&ホック”と一緒に、みんなで元気よく「 幕をあける歌 」を大熱唱☆
あっという間に子どもたちは、物語の世界へ…
ある国を治めるおしゃれな王様は、世界一の衣装もちで、毎日とにかくファッションショーのように着替えるのがお楽しみ。
そんな王様のもとにある日、ターザンのヒョウ柄のパンツやシンデレラのリボンを仕立てたという2人のデザイナーがやってきます。
しかし、この2人が仕立てた「とびぬけてバカな者や、役に立たない者には見えない」という生地で作った衣装をめぐって、お城中が大騒ぎに!
本当は見えていないのに、自分の気持ちを偽って見えるというべきか。
それとも、勇気を持って真実をいうべきか。
見えない服が、あなたの心を見せてくれる―
王様と家来、そして、子どもたちが導き出した答えはいかに!?
残念ながら結末はお伝えはできませんが、大人でも思わず「 自分ならどうするだろう? 」と、真剣に考えてしまう場面がたくさんあった今作。
ちょうど今年は息子も鑑賞させていただいたので感想を聞いてみたら、「 王様と家来、どっちの気持ちも分かるなぁ… 」と、ちょっぴり大人な意見を述べていました^^
ミュージカル終了後は、王様をはじめ出演者のみなさんが子どもたちをお見送り♪
今年も笑顔と感動あふれる素晴らしいステージをありがとうございました!
人が生きていく上で最も大切なものを舞台を通じて語りかけたい。
私たちの「 子ども思い 」にも通じるその思いを、これからも池田屋は応援します。
- Title:
- 【 視察レポート 】劇団四季「 こころの劇場 」静岡公演 ~ はだかの王様 ~
- Date:
- 2019/7/3(Wed)